こんにちは!今日は小学二年生の息子と一緒に楽しく取り組んでいる「都道府県の学習」についてお話しします。我が家では、子どもが興味を持ちやすい方法を工夫して、勉強を遊びの延長のように取り入れることを大切にしています。都道府県の学習は、日本地理の基礎となる大切なテーマですが、教科書だけで学ぶと退屈に感じることもありますよね。

今回は、実際に私たちが行っている家庭での都道府県学習の工夫やエピソードを紹介します!


息子が都道府県に興味を持ったのは、父親が出張で遠くに行くという話題がきっかけでした。「お父さんは今度どこどこに行くんだよ」という話から「それはどこ?遠いの?」となり、地図を見せても最初はどんなところにあるのかよくわからなかった様子ですが、「行ったことのない場所がたくさんあるんだなぁ」と言っていたので、これはチャンスだ!と思いました。

まずは「都道府県って何?」という基本からスタート。「日本の中にある小さな国みたいなものだよ。それぞれ名前があって、場所や特産物が違うんだよ」と簡単に説明しました。そして、リビングに貼ってある日本地図を見ながら、「この地図を使ってゲームしようか!」と提案しました。


息子が大好きなカルタ遊びを活用して、都道府県を学べるように工夫しました。方法はとても簡単です。

  1. カードを用意する(市販のものでも、手作りでもOK)。
  2. 表に都道府県名、裏にその県の名産物や名所を書く。
  3. 親子で読み札を交互に読み上げ、地図上でその場所を指さす。

例えば、「さくらんぼで有名な県はどこでしょう?」と読み上げると、息子が「山形県だ!」と地図で探します。こうすることで、名産物と都道府県名を関連付けて覚えることができます。

息子は名産物に興味津々で、「岐阜は刃物が有名なんだ!」「静岡県ってお茶なんだね」と新しい発見を楽しんでいました。この遊びを通して、ただ場所を覚えるだけでなく、それぞれの都道府県の特徴にも興味を持つようになりました。


興味が冷めないうちに試したのは、家にいながら旅行気分で都道府県を学ぶ方法です。これは息子が「旅行に行きたいなぁ」と言ったことから思いつきました。

  1. 教材を一冊用意する ※我が家の場合は「小学生版 1日10分日本地図をおぼえる本 (コドモエのえほん) 」という本にしました。情報量がちょうどよく、イラストも豊富で読んでいて飽きません。
  2. 気になった場所のページを一緒に読む。このとき行ったことのある場所から始めると思い出が知識と結びつきとても記憶に残りやすいのでおすすめです。
  3. 翌朝などに何気なく「どこどこの名産品ってなんだっけ?」など会話の中でアウトプットを促す。

例えば、「和歌山県」のページを見ながら、「和歌山に行ったとき、高速道路からもみかん畑がたくさん見えたよね」などと説明しました。すると息子は、次々記憶と本に記載されている都道府県の特徴の一致を見つけ始めて興味津々でした。行ったことのない場所のページも、へぇ~と言いながら読んでいました。

実体験と結びつけることで、地図だけでは得られない「実感」を伴った学びができると感じました。


ビンゴゲームは、子どもたちが夢中になりやすい遊びの一つです。我が家では都道府県をテーマにしたビンゴを取り入れました。

  1. 適当な紙にビンゴカードのようにマスを書き、各都道府県名をランダムに記入。
  2. 私が読み札として、「みかんが有名な県」「自動車産業が盛んな県」などヒントを出す。
  3. 息子がヒントをもとにビンゴカードを埋める。

「次はどこだろう?」とドキドキしながら進められるので、息子は最後まで飽きずに取り組んでくれました。この遊びのいいところは、「県名を自然と口に出して覚える」ことです。息子も「徳島ってどこにあるのかな?」と地図を見ながら考える姿が見られました。

いきなり日本全国だと広すぎて時間もかかりますので、地方を指定してみると良いと思います。


都道府県を学ぶ際に意識したのは、「子どもに興味を持たせること」です。ただ覚えるだけではなく、「この県にはどんなおいしいものがあるんだろう?」や「この県にはどんな楽しいことがあるのかな?」というワクワク感を大事にしました。

また、親子で一緒に学ぶ時間を持つことで、子ども自身が「勉強が楽しい」と感じられるようになりました。「次はここに行きたい!」と息子が自分から未知の場所へ興味を示してくれるのもうれしい瞬間でした。


子どもに学んでほしいと思うあまり、親がつい「教え込む」形になってしまうことがありますが、我が家では「一緒に楽しむ」ことを重視しました。私自身も九州や北関東あたりは慣れていないので県の配置があいまいだったりします。そういう部分を再発見したり、子どもの新しい視点に驚かされたりする場面がたくさんありました。

都道府県の学習は、小学二年生にとって少し難しく感じることもあるかもしれませんが、遊びの延長線上で楽しく取り入れることで、興味を持って取り組めるようになります。親子のコミュニケーションにもつながるので、ぜひご家庭でも試してみてください!

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