こんにちは!今日は、小学2年生の息子の授業参観で気づいたことや、親としての立ち振る舞いについてお話しします。授業参観は、子どもの成長を間近で感じられる貴重な時間です。しかし、親の姿勢や態度が子どもに与える影響も大きい場面なので、少し意識しておきたいポイントがあります。


授業参観では、つい自分の子どもの表情にばかり目がいきがちですが、授業中の態度や集中力を観察するのは大切です。例えば、先生の話をどの程度しっかり聞いているのか、周りの友達とどのような関わり方をしているのかなど、普段家庭では見られない「学校での顔」が垣間見えます。

息子の場合、緊張すると少し落ち着きがなくなるところもあるため、授業中の様子を観察することで、お家でも「こういうときに緊張しがちだけどこうしたら落ち着くよ」などと具体的な話ができるようになりました。


小学校2年生は、友達との関係性が深まる時期です。授業中のグループ活動や発表の場面で、どのように友達と関わっているかを観察することも重要です。息子が班でリーダーシップを発揮している様子を見たときは、家で褒めてあげるいい機会になりました。

また、逆に発表が苦手でモジモジしている姿を見たときは、「少しずつ練習してみようか」と声をかけるなどができると思います。親が学校での姿を理解することで、子どもにとって適切なサポートがしやすくなります。


授業参観は、先生の教え方やクラス全体の雰囲気を知るチャンスでもあります。先生がどのように子どもたちに接しているのか、クラスの空気感はどうかを感じ取ることで、家庭での学習サポートにも役立ちます。

実はいまの息子のクラスは、先生が残念ながら少し威圧的というか厳しめの先生で「失敗が許されない雰囲気」がなんとなく漂っています。それを受けて、家ではフォローの意味も込めて「失敗は何度してもいい」「チャレンジすることはとてもすばらしいこと」「お友だちの失敗にも寛容になろうね」というメッセージを伝えています。


授業参観中、親の態度は子どもたちに大きな影響を与えます。以下の点に注意してみましょう。

授業参観では、親が緊張してしまうこともありますが、あまりに一生懸命に手を振ったり、視線でプレッシャーをかけたりしないように心がけると良いと思います。親がリラックスして見守ることで、子どもも「普段通りでいいのだ」と安心して授業に集中できます。

息子は、私がニコニコしながら見守っていると、リラックスして発表ができるようです。反対に、真剣すぎる表情で見つめると「緊張しちゃうからやめて!」と言われたこともありました(笑)。


自分の子どもだけでなく、クラス全体を温かい目で見守ることが大切です。また、授業参観後に他の親御さんと感想を話す場面では、まだ周りに大勢の人がいます。マイナスな面ではなくプラスの面・ポジティブな話題で話すことを心がけましょう。


授業参観中、思わず「がんばれ!」と声をかけたくなる場面もありますが、教室では静かに見守ることが鉄則です。親が授業の流れを妨げてしまうと、子どもや先生にとって負担になります。

以前、ある子が発表の際にうまくいかずに何回か挑戦してやっと成功したときには思わず見守っていた親御さんたちから拍手が起きたことがありましたが、拍手をするなら全員にした方がいいのでは?というのが私の考えです。一回で成功した子だってがんばっているのですから。


授業参観が終わった後は、子どもと振り返りの時間を持つのがおすすめです。子どもは親が自分の頑張りを見てくれたことをとても喜びます。

「発表すごく頑張ってたね!」や「先生の話をよく聞いてたね!」など、良いところを具体的に伝えることで、子どもの自己肯定感が高まります。

息子も、「お母さんが見ててくれたから頑張れた!」と嬉しそうにしていました。褒めることで、次の授業参観も楽しみになるようです。


もし気になる点があれば、責めるのではなく、優しくアドバイスをすることが大切です。「もう少し手を挙げてみるともっと楽しくなるかもね」といった形で、前向きな提案を心がけましょう。

特に私が住んでいる地域では、高校受験の際入試方法によっては内申点がある程度の割合で評価されます。そのため日々の授業内での積極性は必要不可欠と考えており、挙手しての発表はどんどんしてほしいと思っていますので、言葉を変え何度も伝えています。


授業参観は、親として子どもの成長を感じ、学校生活をより理解する大切な場面です。親の立ち振る舞い次第で、子どもに安心感を与えたり、モチベーションを高めたりすることができます。

私たち親も少し意識を変えるだけで、授業参観をより良い時間にすることができます。ぜひ、次回の授業参観では「見守る」という気持ちを大切にしてみてください!

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