小学2年生になると、学校での学びも本格化し始め、新たな課題に取り組む機会が増えてきます。息子も小学2年生になった頃、学習内容が少しずつ難しくなり、効率的に家庭学習を進める方法を模索するようになりました。今回は、そんな我が家で試行錯誤しながら見つけた「効率的な学習計画の立て方」についてお話しします。

息子が小学2年生になった時、私の中では「あれもさせたい、これも覚えてほしい」という気持ちが溢れていました。英語、都道府県、語彙力の強化など、たくさんのことを学ばせたい一方で、どうやって効率的に進めるべきか悩んでいました。

その中で一番重要だと感じたのは、まず「子どものペースを尊重する」ことでした。例えば、息子は学校から帰った後、疲れていることが多く、宿題に集中するのが難しい様子でした。試しに家庭学習を朝の時間帯に移してみると、目が冴えた状態でスムーズに取り組むことができたのです。

大事なのは、親が時間を押し付けるのではなく、子ども自身が「この時間なら集中できる」と感じられる時間帯を見つけること。学習時間を固定する前に、いろいろなタイミングを試してみるのがおすすめです。

小学2年生の子どもは、長時間集中するのが難しい場合が多いです。息子も集中力が続きにくいタイプで、特に妹が動き回るリビングでは勉強に集中するのが一苦労でした。そこで、学習時間を10分ごとに区切り、間に3分ほどの休憩を挟む方法を取り入れました。

例えば、

それぞれの間に、トランポリンで飛ぶ、軽いおやつを食べるなどのリフレッシュタイムを設けました。たった3分の休憩でも、息子にとっては大きなリセットになり、次の学習に集中して取り組めるようになりました。この「短時間集中・こまめな休憩」のスタイルは、小学生の学習効率を上げるのにとても効果的です。

計画を立てる際、ただ紙に書くだけではなく、息子と一緒にすごろくのような表を作ってみました。毎日の宿題や家庭学習の内容をマス目に書き込んでいき、終わるたびにカラフルなシールを貼ります。達成感を視覚的に感じられるこの方法は、息子にとって非常に効果的でした。

小学2年生くらいになると、シールご褒美の効果は薄れますが、シールを淡々と貼っていくこと自体が「進んでいる」という実感につながるようです。そして、ゴールに到達した時には「やったね!」とハイタッチ。これだけでもモチベーションが高まります。

学びをゲームのようにすると、子どもは楽しく取り組めます。我が家で特に効果的だったのは100マス計算のタイムアタック。最初は自分の過去の記録と競い、慣れてきたら私と勝負。私との勝負では息子は負けることばかりですが、それでも楽しんで繰り返し取り組むようになりました。

学びが楽しい体験と結びつくと、子どものモチベーションが自然と高まります。このような「ゲーム感覚」は、心理学的にも学習の動機づけを高める効果があると言われています。

学習計画を立てても、子どもがつまずく場面では親のサポートが欠かせません。息子が分からないことを質問してきたとき、すぐにサポートし、理解できるまで一緒に考えるようにしています。

とはいえ、親も忙しい中で全てに対応するのは難しいですよね。それでも、質問すること自体を恐れない雰囲気を作ることが大切だと感じています。特に学びの初期段階では、「どうしてこれが分からないの?」と言わずに、子どものペースに寄り添う姿勢を心がけています。

最後に、息子と一緒に短期・中期・長期の目標を設定しました。

  • 短期目標:「今週は漢字20個覚える」
  • 中期目標:「次のテストで計算問題を全問正解する」
  • 長期目標:「1年後に難しい文章題も解けるようになる」

具体的な目標を設定することで、達成感を味わいやすくなり、次の学習への原動力になります。目標を達成するたびに「頑張ったね!」と声をかけることで、自己肯定感も育まれます。

みなさんが工夫されていることがあれば、ぜひ教えてくださいね!

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