こんにちは! 普段は小学二年生の息子と幼稚園年少の娘の子育てエピソードを綴っているブログへようこそ。うちの息子は学校が大好きで勉強も苦にならないタイプ。一方、娘は幼稚園で友達と遊ぶのが何よりの楽しみ。そんな二人の成長を見ながら、日々「子どものやる気をどうやって引き出すか」を試行錯誤しています。

今回は「子どもの学習意欲を引き出す方法」をテーマに、学校や家庭でできる工夫を、私の実体験や児童発達心理学の視点も交えてお届けします。勉強って、ただ「やらされるもの」じゃなくて、子ども自身が「やりたい!」と思える瞬間が大事ですよね。そのきっかけを作るヒントを一緒に見つけていきましょう!

「学習意欲」と聞くと、ちょっと堅苦しく感じるかもしれません。でも、実は子どもが「知りたい!」「やってみたい!」と思う気持ちそのものなんです。児童発達心理学では、この「内発的動機づけ」(自分でやりたいと思う気持ち)が、学ぶ力をぐんと伸ばすと言われています。

例えば、うちの息子は最近学校で習った九九を家で私にクイズ形式で出してきます。「ママ、3×4は?」「次は7×6!」という感じです。楽しそうにやってるからこっちもつい「次はママの番ね!7×5は?」と続きます。これがまさに学習意欲が自然に湧いてる瞬間です。

でも、すべての子が最初から勉強好きというわけではありません。娘みたいに「遊ぶのが一番!」という子もいるし、気分次第で勉強を嫌がる子もいます。だからこそ、親や先生が「その子に合ったスイッチ」を探すのが大事です。

それでは、具体的にどうやって子どもの学習意欲を引き出すか、私の体験談や他のママ友のアイデアも交えてお話ししていきますね。


まずは、学校でのシーンから。先生やお友達と一緒に過ごす中で、子どものやる気が育つ瞬間というのはたくさんありますよね。

息子の担任の先生がよくやってくれるのが、「小さなゴール」を設定することです。例えば算数で、九九を全部覚える前に「今日は3の段だけ覚えてみよう」とか、「10問中5問できたら花丸!」という感じのようです。心理学でも「自己効力感」(自分ならできる!という自信)が学習意欲につながると言われていて、これがまさにその実践版ですね。

息子は「できた!」と喜んで、家でも「ママ、3の段完璧だよ!」と得意げに報告してくれます。小さな成功が積み重なると子どもは自然に「次も頑張ろう」と思うようですね。

家庭でも応用ポイント
学校の宿題や家庭学習を「一気に全部終わらせる」ではなくて、「10分だけやってみる」と小さく区切ってみる。達成感が次のやる気につながりますよ。

息子のクラスでは、漢字テストで早く終わった子が「タブレットで好きに遊んでいい」というご褒美があるそうです。すると、息子もお友達も「早く終わらせてやる!」と張り切るそうです。競争は、子どもにとっては遊び感覚でやる気を引き出すスパイスなんですよね。

心理学的に見ても、同年齢の子と比べる「社会的比較」がモチベーションを高めるきっかけになることがあります。ただ、やりすぎるとプレッシャーになるので「楽しさ」がメインになるようバランスが大事です。

★家庭でも応用ポイント
きょうだいがいるなら「どっちが早く宿題終わるかな?」とゲーム感覚でやってみるのもアリですね。ただし、負けた子が落ち込まないよう「一緒にがんばったね」とフォローしてあげてくださいね。

息子の先生がある日こんなことを言ったそうです。「君は計算が早いね、将来は数学者になれるかも!」と。すると息子は家に帰ってきて「僕、数学者になれるかもだって!」と目をキラキラさせていました。心理学では「肯定的なフィードバック」が子どもの自己イメージを高め、学習意欲を引き出すとされています。

褒めるということは簡単そうで難しいけれど、「結果」だけじゃなく「努力」や「工夫」を褒めると効果的です。息子も「頑張ったね」と言われるとその都度ちゃんと嬉しそうに笑っています。

家庭でも応用ポイント
「100点すごい!」だけじゃなく、「この問題、丁寧に解けてるね」と具体的に褒めてみる。子どもの「気づいてもらえた!」がやる気につながります。


学校だけじゃなく、家でも学習意欲を引き出すチャンスはたくさんあります。うちで試した工夫や、ママ友から聞いたアイデアを紹介します。

ある日、息子が「なんで雨って降るの?」と聞いてきました。すぐに答えを教えるのもいいのですが、「一緒に調べてみようか?」といい天気に関する図鑑を開いてみました。すると「雲が水をためてるんだ!」と自分で発見していました。児童発達心理学でも、「好奇心」を刺激することが学習意欲の土台になると言われています。

子どもの「知りたい!」を引き出すには、親が「教える人」ではなく「一緒に探す仲間」になるのがコツです。娘にも「葉っぱってなんで緑なの?」と聞かれたときは、「なんでかはこの本が知ってるみたい~一緒に調べてみよう!」とやってます。

おすすめツール
知的好奇心をくすぐる教材として、図鑑やYouTubeのキッズ向け科学動画が大活躍します。子どもが自分で「知れた!」と思う瞬間を作ってあげましょう。

娘の幼稚園仲間のママが教えてくれたのが、「おままごとで勉強」アイデアです。お店屋さんごっこで「りんご3個とおにぎり2個でいくら?」と計算させたり、絵本を一緒に読んで「このキャラ、なんて言ってると思う?」って想像させたり。遊びの中で自然に学ぶため、子どもも「勉強している」という特別な意識はしていません。

心理学的に見ても、「楽しい」と感じると脳が「もっとやりたい!」と反応するそうです。息子にはトランプで「足し算勝負」を提案したら、「僕が勝つ!」とノリノリで計算してました。

おすすめアイデア
ブロックを使って「3個と5個を積んだら何階建てになる?」や、料理中に「大さじ2必要だから何mlなんだっけ?」など、レベルの調整をしながら日常に学びを混ぜ込むのがポイントです。

息子は少し前からポケモンにハマっています。ある日、ポケモンの図鑑を読みながら「バタフリーって蝶々のポケモンだよね。蝶々って英語でなんて言うか知ってる?」と問いかけました。「え~知らない」と言われましたが「butterflyっていうんだよ」と教えると「だからバタフリー?!」と驚いていました。子どもの「好き」を学習に結びつけると、びっくりするくらい集中力も出るし記憶としてもかなり定着しやすいように感じます。

心理学でも「興味関心」が学習意欲の大きな原動力になると言われています。娘も2歳の頃、アンパンマンが好きだったので、「アンパンマンのほっぺはいくつかな~ひとつ、ふたつ」と数える遊びをしたところから数字に興味を持ち、すぐに1対1対応を数えられるようになりました。

おすすめアイデア
好きなアニメやゲームから「これは英語でなんて言うんだろう?」とか「このキャラの誕生日、何日後?」など、クイズ形式で聞いてみるのも楽しいですよ。

ある日、息子に「宿題は算数からやる?漢字からやる?」と聞くと「算数!」と即答しました(彼は割といつも算数からです)。この「自分で選んでやる」という行動は心理学では「自律性」(自分で決められる感覚)と言われ、モチベーションを高めるとされています。

娘にも「絵本、どれ読む?」と選ばせると、嬉しそうに持って来て自分で読み始めることもあります。子どもは自分で決めると「責任感」のようなものが芽生えるのかもしれませんね。

★おすすめアイデア
「今日は何ページ読む?」や「何時から宿題始める?」など、小さな選択肢を用意してあげると自分で決めた感がやる気を引き出します。


どんな子でも、やる気が落ちるときはありますよね。息子もある日「宿題やりたくない…」といつまでもグズグズだらだらしたときがありました。無理やりやらせて身になるものか…と思い、ちょっと作戦を変えてみました。

「じゃあ10分だけゲームして、そのあと宿題やろうか?」と提案してみました。すると「そうする!」と急に元気になって、ゲーム後にちゃんと宿題をやっていました。心理学的に見ても、適度な休息が脳をリセットして集中力を戻してくれるそうです。

別の日は「ママも一緒に漢字書くよ」と並んでやってみたら、「ママ、字めっちゃキレイ!」とこちらを気にしながら楽しそうに書いてました。親が「仲間」になると、子どもは安心するみたいですね。


子どもの学習意欲を引き出す方法をいろんな角度から見てきましたが、結局大事なのは「楽しさ」と「自信」なのかなと思います。小さな成功体験を積ませてあげたり、好きなことを学びに変えたり。一緒に「知りたい!」を探す時間を作ったり。

うちの息子も娘も、まだまだ成長途中です。でも、勉強が「やらされるもの」じゃなくて「楽しいもの」と感じてくれたら親として嬉しいですよね。みなさんのご家庭でもぜひ試してみてください。そして、「これ効いたよ!」というアイデアがあったら、ぜひ教えてくださいね!