こんにちは!今日は、年少の娘が毎日元気に幼稚園生活を送るために実践している「早寝早起き」のコツについて、我が家のエピソードをご紹介します。
幼稚園が大好きな娘ですが、朝早く起きるのは少し苦手でした。そんな娘が、自分から早寝早起きを習慣化できるようになるまでの試行錯誤をお話しします。
なぜ早寝早起きが大切?

まず、幼児期における早寝早起きの重要性について簡単に触れておきます。児童発達心理学によれば、幼児の規則正しい生活リズムは、心身の成長だけでなく、情緒の安定にも大きく寄与するとされています。特に十分な睡眠は、次の日の集中力や活動量に直結します。
娘も、幼稚園の活動を思い切り楽しむためには、しっかり睡眠をとる必要がありました。ただ、自由に遊びたがる性格の娘にとって、「早く寝る」という習慣は簡単ではありませんでした。
我が家の早寝早起きルール
まず、家庭で「早寝早起き」を実現するために以下のルールを設けました。
- 寝る時間と起きる時間を固定: 毎晩20時には布団に入り、朝は6時半に起きるルーティンを設定しました。休日もなるべくこのリズムを崩さないように心がけました。
- 寝る前のリラックスタイムを作る: 寝る1時間前にはテレビやスマホを消して、絵本の読み聞かせやぬりえなど、穏やかな時間を過ごすようにしました。
- 朝起きたら楽しいイベントを用意: 娘が「起きたい!」と思える工夫として、朝ごはんの時間を楽しいものにしました。例えば、娘の好きなパンを買っておいたり、お友達にお手紙を書くための便箋を用意することで、「早起きの楽しみ」を作りました。
エピソード1: 絵本タイムでスムーズな入眠

娘が特に気に入ったのは、寝る前の「絵本タイム」です。お気に入りの絵本を2冊選んで、一緒に読む時間を大切にしました。
ちなみに我が家ではベッドルームに絵本は持ち込みません。そもそもベッドルームの電気がつくことがほぼありません。夕食後は徐々に電気をしぼっていき、絵本はリビングのソファーで読み聞かせます。読み終わったら電気を消してベッドルームでへ向かいます。このときベッドルームは真っ暗です(廊下から入る灯りでベッドにたどり着けます。
ある夜、娘が「もう1冊読んで!」と言ったときに、「明日の夜も楽しみがあったほうがいいよね」と伝えると、「じゃあ明日早く寝る!」と納得してくれました。これをきっかけに、絵本タイムは「早く布団に入るための楽しい習慣」になりました。
児童発達心理学のポイント: 寝る前の読書は、心を落ち着けるだけでなく、親子のコミュニケーションを深める大切な時間です。この時間が安心感を与え、スムーズな入眠につながります。
エピソード2: 朝ごはんで楽しいスタート
早起きが苦手な娘のために、朝ごはんを楽しいイベントに変える工夫もしました。
例えば、前日の夜に娘と一緒に「明日の朝はどんなおにぎりを作る?」と相談します。「ハート型にしよう!」「お顔を描こう!」とアイデアを出す時間もワクワクします。そして朝、「自分で作ったおにぎり」を食べることが嬉しくて、早起きのモチベーションになりました。
手短に済ませたいときには、キャラフルというキティちゃんの顔のチップが入ったふりかけを振るだけでも子どもたちはとても喜んでくれるのでおすすめです!ミッキーやドラえもんのものもありますよ。
児童発達心理学のポイント: 幼児は「自分でやる」体験を通じて、自立心や自己肯定感を育てます。朝の準備に子どもを積極的に関わらせることで、早起きがポジティブな体験になります。
エピソード3: ごほうびシールで達成感アップ
また、我が家では「ごほうびシール」を取り入れました。娘が決めた時間に寝て起きられた日はカレンダーにシールを貼る仕組みです。
1週間連続でシールを集めると、ちょっとしたご褒美を用意しました。わが家の子どもたちはみんなお菓子が大好きなので、駄菓子屋さんで好きなお菓子を買うというものが多いです。あえてスーパーではなく、20分ほど歩いた先にある駄菓子屋さんにお散歩がてら行くので、こちらもいい運動になりますし、ただお菓子を買い与えるだけではないので精神的にも良かったです。
娘は「シールを集める」という目に見える目標があることで、頑張る意欲が高まりました。※息子もこれくらいの歳の時はご褒美シールの効果はてきめんでした!
児童発達心理学のポイント: 視覚的に進捗を確認できる仕組みは、幼児にとって非常に効果的です。目標達成の喜びを通じて、習慣化が進みやすくなります。
早寝早起きの効果
こうした取り組みを続けた結果、娘は少しずつ早寝早起きに慣れてきました。今ではアレクサが20時を知らせると「早く寝なくちゃ!」と、自分から布団に入るようになりました。
朝もスッキリと起きられるようになり、幼稚園での活動もより楽しめている様子です。先生からも「〇〇ちゃんは朝から元気いっぱいですね!」と言われることが増え、家庭での習慣作りが良い影響を与えていると感じています。
親が意識したいこと
最後に、親が意識したいポイントをまとめます。
- 無理をさせない: 初めから完璧を求めず、少しずつ慣らしていくことが大切です。
- 楽しい雰囲気を作る: 早寝早起きを「楽しいこと」として捉えられる工夫をしましょう。
- 成功体験を積ませる: 小さな成功を積み重ねることで、自信を育てることができます。
親のサポート次第で、子どもは生活リズムを整える力を自然と身につけていきます。これからも娘と一緒に、楽しく健康的な毎日を作っていきたいと思います!