春休みは、長期休みの中でも比較的短く、あっという間に過ぎてしまいます。しかし、学びの機会として考えれば、この短い期間を有意義に活用することで、子どもの知的好奇心を刺激し、充実した時間を過ごせます。

特に、フルタイム勤務ではなく、時短勤務やパートタイムで働く親であれば、子どもと過ごせる時間を捻出しやすく、質の良い教育を提供するチャンスです。本記事では、春休みに親子で楽しみながら学べる方法を紹介します。

春休みは短いので、計画的に学習を進めることが大切です。

学習の目標を決める

春休みの間に達成したい学習目標を立てましょう。

  • 学年の復習:学年末のこの時期は、1年間の学習内容を振り返る絶好のチャンスです。
  • 次の学年の先取り学習:特に算数や国語などの主要教科は、少しでも先に進めておくと新学期がスムーズに。※陰山メソッドでおなじみの陰山英男先生は春休みからゴールデンウィークまでに、一年分の算数と漢字を一通り終えてしまうことを推奨されています。
  • 英語学習の習慣づけ:英語に触れる機会を増やし、日常生活の中に取り入れる。

スケジュールを立てる

無理のないスケジュールを作ることで、メリハリのある春休みになります。

  • 午前中は勉強や教育的時間、午後は自由時間や外遊びにする。
  • 1日1時間程度の学習時間を確保。
  • 親子で一緒に学ぶ時間を作る。など

特に一日中家にいると、つい「勉強でもしたら」と口にしてしまいそうになりますが、午前中を教育的時間としてなんとなくでも過ごしていれば、子どもが午後にゴロゴロだらだらしていても「午前中を有意義に過ごしたしね」と少し心に余裕を持てます。

体験学習を取り入れる

子どもは机上の学習だけでなく、体験を通して学ぶことが大好きです。

  • 科学館や博物館に行く:子どもの興味を引き出し、知識を深める。
  • 工作や実験をする:家でできる簡単な実験や手作り教材を使って学ぶ。
  • 農業体験や自然観察:春の自然を楽しみながら学べる。

英語を日常に取り入れる

英語を楽しく学ぶ方法を取り入れることで、学習が習慣化します。

  • 英語の絵本を親子で読む
  • 英語のアニメや映画を観る
  • 「スタディサプリ ENGLISH for KIDS」を活用する(おすすめの教材です。よろしければブログ記事もお読みください)

親子で読書を楽しむ

読書は語彙力や読解力を伸ばすのに最適です。

  • 図書館に行って本を選ぶ。
  • 読み聞かせの時間を作る。
  • 読んだ本について親子で話し合う。

無理をしすぎない

春休みはあくまでも「休み」なので、詰め込みすぎず、楽しみながら学ぶことを意識しましょう。

子どもの興味に寄り添う

学びは楽しいものだと感じてもらうために、子どもの好きなテーマに沿って学習を進めることが大切です。

親が学びのサポートをする

親が関わることで、子どもは学ぶ意欲を高めます。子どもが質問したときには、すぐに答えを与えるのではなく、一緒に考える姿勢を大切にしましょう。

春休みは、短いながらも学びを深める絶好のチャンスです。計画的に過ごすことで、親子の時間を楽しみながら、子どもの成長をサポートできます。家庭学習や体験学習をバランスよく取り入れながら、春休みを充実させましょう!

我が家は私が比較的時間に融通の利く自営業ですので、博物館や科学館・プラネタリウムなどを訪れることとスポーツ観戦、花苗&夏野菜の栽培を考えています。みなさんはどのように過ごされますか?