「小学生の英語学習はいつから始めるべき?」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。特に、近年の英語教育改革により「早めに始めたほうがよいのでは?」と焦る気持ちもあるかもしれません。

我が家では、この春から小3になの息子が英検5級取得を目標に家庭学習を進めています。本記事では、英語学習を始めた理由や、具体的な学習方法、幼児期からの英語との関わり方についてご紹介します。

英語学習の開始時期については様々な意見がありますが、「早ければ早いほどよい」とは一概には言えません。大切なのは、

  • 子どもが楽しく学べる環境を作ること
  • 生活の中に自然に英語を取り入れること
  • 年齢に合った無理のない学習方法を選ぶこと

我が家では、まず「英語を好きになる」ことを最優先に考えました。

息子は、学校の勉強も苦にせず楽しむタイプ。将来的に高校受験や大学受験を見据えたとき、「英語に抵抗がない状態」を作りたいと思い、家庭での学習を始めました。

英検5級は中学初級レベルであり、

  • 英語の基礎をしっかり固めることができる
  • 単語や簡単な文法に慣れることができる
  • 目標が明確になり、学習のモチベーションが上がる

といったメリットがあります。試験という「具体的な目標」があることで、学習に取り組みやすくなります。

① 毎日5〜10分の英語タイムを習慣化

幼い子どもは長時間の学習が難しいため、「短時間でコツコツ」がポイントです。

我が家のルール:

  • 朝食後または夕食後に5〜10分間、英語学習をする
  • 「やらなければならない」ではなく、「楽しい時間」にする
  • できたらたくさん褒める

英語学習の負担を感じさせないように、習慣化することが大切です。

② 「スタディサプリ ENGLISH for KIDS」を活用

子ども向けのオンライン英語教材「Study Sapuri ENGLISH for KIDS」を導入しました。

この教材を選んだ理由:

  • ゲーム感覚で学べるので、飽きずに取り組める
  • フォニックスを活用し、正しい発音が身につく
  • 短時間で学習できるため、無理なく続けられる

特にフォニックス学習は、英検のリスニング対策にも効果的です。

③ 英語の絵本や歌を活用

英語を身近に感じさせるために、英語の絵本や歌も活用しています。

おすすめの取り組み:

  • 就寝前に英語の絵本を1冊読む(親が読んであげてもOK)
  • 子供向けの英語ソングを流し、一緒に口ずさむ
  • 「これは英語で何て言うのかな?」と会話に英語を取り入れる

「英語を勉強する」のではなく、「英語を自然に楽しむ」ことがポイントです。

④ 簡単な単語カードで遊ぶ

単語を暗記するのではなく、「楽しく遊びながら覚える」ことを意識しています。

  • 自作の単語カードを使って、しりとり遊びをする
  • 「これは何色?」などクイズ形式で出題する
  • かるたのように、聞こえた単語のカードを取るゲームをする

子どもが飽きないように、遊び感覚で続けることが大切です。

英語学習の開始時期に正解はありませんが、大切なのは「英語を楽しむ環境を作る」ことです。

英検5級を目標にすることで、学習に取り組む意欲が高まり、英語が「特別なもの」ではなく「身近なもの」に変わっていきます。

親の役割は、「英語をやらせる」のではなく、「英語を楽しむきっかけを作る」こと。無理なく、楽しく、一歩ずつ進めていきましょう。